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平成28年度向島地区 人権文化講演会を開催しました。

印刷用ページを表示する掲載日:2017年2月15日更新

 人権文化講演会の写真1枚目 人権文化講演会の写真2枚目

 講演中の様子                               歩きながらお話しされる高橋氏

  人権文化講演会を1月15日(日)、尾道市民センターむかいしまで開催しました。

 

 講師に作家の高橋源一郎さんをお迎えして「社会のことば、文学のことば、ラジオのことば」と題してお話をしていただきました。


 今、「相手を理解しないことにより、人を突き刺すような言葉が増え、このような言葉を言っても、うける社会となっている。以前は、不適切な言葉は批判をされていた。人を突き刺す言葉に対抗できるのは、言葉でしかない」

 高橋さんの伯父が第2次世界大戦時に戦死をしたフィリピンへ行った時に「この場所へ伯父がいたということを感じることが出来た。死んだままそこにいる。死者を無視してはいけないと思った」

 話題となっている映画「この世界の片隅に」について「ジャンルで言うと反戦映画に入ると思うが、そう感じない。映画へ登場する人の多くは亡くなっている。戦時中が舞台となっているが、何かを攻撃するというのではなく、生きることを主張している。映画の中でしっかり伝えられている」
 

 最後に「私たちは、死者を背負って生きていることを忘れてはいけない。生きたかったのに、生きられなかった。生きていたら何を考えているかなど死者の言いたかった言葉がある。言葉を正しく使うことにより、今の社会はよくなる。」
 
 など、言葉の持っている力について深く話されました。
 

 お話を聞かれた方からは「人権の根っこにすわる言葉について、しっかり考えていきたい」「言葉の重みを感じました」「日常使っている言葉について考えてみようと思いました。何気なく放つ言葉の大切さ。言葉を考えて生きて行きたいと思いました」「思いを引き継ぐことの大切さ」「攻撃的な言葉は、発した自身も傷つく」などの感想がありました。