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総務委員会行政視察報告(平成24年度)

印刷用ページを表示する掲載日:2017年2月6日更新

訪問都市:千葉県佐倉市訪問都市:東京都荒川区

平成24年10月23日(火曜日)~24日(水曜日)に視察を実施しました。

 総務委員会(加納康平委員長)では、佐倉市の「ファシリティマネジメント」、荒川区の「区の防災の取り組み・区の防災センター」について視察を行いました。

 佐倉市の「ファシリティマネジメント」は、保有する土地、建物、設備等(ファシリティ)を総合的に企画、管理、活用し、コストを最小化し、効果を最大とする経営手法です。保有資産の老朽化、耐震改修の必要性など、様々な問題を抱える中で、従来の所管ごとの分散管理体制を見直し、全庁的に管理することで、市全体として計画を立てることができ、コスト削減にもつながっています。また、データを一元的に管理することで、ファシリティの「見える化」を図り、施設白書として市民に公表しています。

 荒川区では、民間調査の「防災力ランキング・震災に強い街」全国1位となった荒川区の「防災の取り組み・区の防災センター」について視察しました。大規模地震や火災に対する危険度が高いことから区民の防災への意識も非常に高く、自主防災組織の組織率100%となっています。区と区民が一体となり、防災リーダーの養成・活動、倒壊した家屋から救助を行う「区民レスキュー隊」、中学生も参加する総合震災訓練などの活動を行っています。また、住宅用火災警報器や生命をまもるホイッスルの全戸無償配布、初期消火と防火意識向上のための赤い防火バケツの配備、AEDの設置促進、防災広場の整備などの取り組みをされ、災害に弱いまちだからこそ、様々な施策により、災害に強いまちをつくられています。