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民生委員会行政視察報告(平成24年度)

印刷用ページを表示する掲載日:2017年2月6日更新

訪問都市:長野県茅野市訪問都市:岐阜県可児市

平成24年11月13日(火曜日)~14日(水曜日)に視察を実施しました。

 民生委員会(魚谷悟委員長)は、デマンド交通、国民健康保険特別会計の運営状況、震災がれき広域処理に対する方針の3点について、長野県茅野市、岐阜県可児市の取り組みを視察しました。

 茅野市・可児市では人口減少によりバス路線が維持できない地域に、生活交通の確保や福祉を目的としてデマンド交通を運行していました。決まった時刻に決まった経路を走る路線バスと違う点は、利用希望者の予約に応じて運行するため、無駄な運行がないというものです。その反面、デマンド交通を利用したいと思う人は、バスに乗る日時と乗車するバス停を電話等で予約しておかなければなりません。また、両市ともデマンド交通事業は、運賃収入だけでは赤字の状況で、両市は補助金等を事業者に交付しています。今後も研究が必要な取り組みでした。
 国民健康保険の運営では、両市ともに一般会計からの法定外繰り入れを行って保険料が高くならないように配慮をしていました。
 震災がれきの広域処理については、茅野市・可児市とも受け入れは行っていませんでした。可児市では行政も議会も2度にわたり現地まで出かけて現状を確認したとのことでした。