ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ その他 尾道市議会 尾道市議会 民生委員会行政視察報告(平成25年度)

民生委員会行政視察報告(平成25年度)

印刷用ページを表示する掲載日:2017年2月6日更新

訪問都市:香川県坂出市訪問都市:愛媛県今治市

平成25年10月30日(水曜日)~31日(木曜日)に視察を実施しました。

 民生委員会(三木郁子委員長)は、公立病院の経営改善について香川県坂出市を、ごみ処理施設の整備について愛媛県今治市を訪問し、それぞれの取り組みを視察しました。

 坂出市の坂出市立病院は13年連続で医業収支が赤字となり、平成3年時点の累積不良債務額は25億円と全国の自治体病院中ワースト1位で、自治省(当時)からは病院の廃止も検討するよう指導される危機的状況にありましたが、関係者が一丸となって経営に関与するなど、職員の意識改革等に取り組み、平成10年には累積債務を解消。へき地診療所への医師の派遣や離島への巡回診療を行うなど、重要な役割を果たしていることから、平成22年5月には自治体立優良病院総務大臣表彰を受賞しました。
 今治市では12市町村の合併を経た結果、4カ所のごみ処理施設を保有していましたが、施設の老朽化が進んでいたため、必要なコストを比較検討した結果、処理施設を1カ所に集約することとしました。市内に最終処分場がほとんどないという状況下で、平成30年完成予定の新ごみ処理施設は、焼却灰をセメント原料として資源化することを検討するほか、災害発生時には防災拠点としての役割も果たすことになっています。