議会運営委員会行政視察報告(平成26年度)
印刷用ページを表示する掲載日:2017年2月6日更新
平成26年5月26日(月曜日)~27日(火曜日)に視察を実施しました。
議会運営委員会(飯田照男委員長)では、佐伯市議会と大分市議会を訪れ、特色ある議会運営について視察しました。
佐伯市議会では、議会モニター制度により市民から意見を聴取したり、政策研究会により空き家対策条例を制定するなど成果を上げられていました。
また、議会報告会は、年々参加者が減少傾向にありましたが、4常任委員会による報告に変更し、以前の参加者数を回復するなどの工夫をされていました。
大分市議会では、議員政策研究会により政策条例の制定過程がルール化され、子ども条例などを制定する取り組みは他の市議会にない取り組みでした。
決算審査における事務事業評価は将来的には導入したい内容でした。また、市民意見交換会(議会報告会)は、市民から出された意見・質問の回答をまとめ、公表するなどの十分な時間をかける整理方法、高校生・大学生などの若年層との意見交換会の開催は特徴的なものでした。
両市議会とも、議員より直接基本条例制定以降も議会改革を推進するため、たゆまぬ努力を続けられているお話を伺えたのは収穫であり、条例が制定された本市議会において今後進むべき方向を検討する際、大きなヒントが得られた気がします。