産業建設委員会行政視察報告(平成26年度)
印刷用ページを表示する掲載日:2017年2月6日更新
平成26年7月7日(月曜日)~8日(火曜日)に視察を実施しました。
産業建設委員会(宇根本茂委員長)では、舞鶴市、京都市を訪れ、世界の観光地とそれに隣接するまちの観光施策について視察しました。
舞鶴市は赤の舞鶴(赤レンガ)・青の舞鶴(海の青)とカラーをブランド化し観光関連の戦略とし、舞鶴のイメージを明確に打ち出していました。また、大型クルーズ客船寄港地として、多くの客船を寄港させることで、外国人のおもてなしを戦略化し、多くが京阪神の観光地へ行くものの、十分に舞鶴の市街地の活性化につながり、地域住民との協働のもと、人・もの・情報が交流する関西経済圏の日本海側のゲートウェイを将来的に確立する多様な振興施策を進めておられました。
京都市では長く滞在してもらう「暮らすように旅する」プロジェクトをはじめとする7つのプロジェクトを作成し、未来の京都のあり方を明確に打ち出されておりました。また、京の旬野菜推奨事業では、京都大学と生産者、京都市が連携して新野菜を開発し、京都ならではの本物の食文化の開発、普及、生産が進められていました。
この度の視察での学びは、尾道でも京都・舞鶴に負けない資源があり、尾道大学や市民との連携で、明確なビジョンを打ち出す必要性を実感してまいりました。