民生委員会行政視察報告(平成30年度)
平成30年11月6日(火曜日)~7日(水曜日)に視察を実施しました。
≪名古屋市での研修の様子≫ ≪掛川市での研修の様子≫
≪地域医療センター「ふくしあ」外観≫
民生委員会(岡野長寿委員長)
視察日程:平成30年11月6日(火曜日)~7日(水曜日)
視察先:愛知県名古屋市(フードバンク事業)
静岡県掛川市(地域医療センター「ふくしあ」における多職種連携について)
民生委員会では、11月6日に愛知県名古屋市を、翌7日に静岡県掛川市を訪れ、NPO法人を活用したフードバンク事業と地域医療センターの取り組みについて視察しました。
名古屋市フードバンク事業では、家庭で余っている食品を回収場所に持ち寄ってもらい、「認定NPO法人セカンドハーベスト名古屋」を通じて、地域の福祉団体や施設、生活困窮者に届けています。
食品を持ち寄られる方の人数は年間約100人から300人で、米、インスタント・レトルト食品、調味料、缶詰、お菓子などの食品が主だということです。この事業により、ゴミ非常事態宣言後のゴミ処理量は40%減り、資源分別量2倍以上、埋め立て処分量も約80%減るなどの成果を上げています。
翌7日の掛川市では地域医療センター「ふくしあ」での取り組みについて視察しました。
掛川市は地域医療センター「ふくしあ」を市内5カ所に配置し、中部「ふくしあ」には、医療・保健・福祉・介護・教育の中核ゾーンとして、病院、特別支援学校、特養老人ホーム、保育園等を配置しています。
ワンフロア―に「訪看」「行政」「社協」「包括」の4つの看板がかけられ、行政の責任の下、看護士や保健師、ケアマネージャーが連携して活動し、市民への相談活動などを展開していました。