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令和元年アメリカ合衆国の核実験に対する抗議文を送付しました。(令和元年5月27日)
尾道市は平成31年2月に臨界前核実験を行ったアメリカ合衆国に対して抗議文を送付しました。
抗 議 文
貴国が2019年2月13日にネバダ州の国家安全保障施設で臨界前核実験を実施したとの報道に接しました。
国際社会において核兵器禁止条約が採択されるなど、核兵器廃止に向かっているなか、また核実験に対する国際社会の強い反発があるにもかかわらず、核爆発を伴わないとはいえ臨界前核実験を実施したことは、核廃絶を求める人々の願いを無視した暴挙であり、極めて遺憾であります。この行為は、断じて許すことができない行為で、強く憤りを覚えるとともに、尾道市民を代表して強く抗議します。
ここに、貴国は今後一切の核実験を中止するとともに、核廃絶と恒久平和の実現に向けて主導的役割を果たされることを強く要請します。
令和元年5月27日
広島県尾道市長 平 谷 祐 宏