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小児(5歳~11歳)の新型コロナワクチン接種について
新型コロナウイルス感染症は、小児においても中等症や重症例が確認されており、特に基礎疾患を有する等、重症化するリスクが高い小児には接種の機会を提供することが望ましいとされています。
また、オミクロン株の流行下で小児の重症者数が増加傾向にあること、初回(1回目・2回目)接種による発症予防効果が時間の経過とともに低下することから、小児への3回目接種が推奨されており、令和4年9月6日から努力義務の適用及び追加(3回目)接種が開始となりました。
※「努力義務」とは、「受けるよう努めなければならない」という予防接種法上の規定で、接種を強制するものではありません。感染症の予防効果と副反応のリスクについて理解した上で、お子様と相談し、保護者の方の意思に基づいて接種の判断をお願いします。
※詳しくは、5~11歳の子どもへの接種(小児接種)についてのお知らせ【厚生労働省】<外部リンク>をご確認ください。
ページ内目次
1.対象者
尾道市に住民登録のある5歳~11歳の方
※1回目の接種時に5歳~11歳(5歳になる誕生日の前日から12歳の誕生日の前々日まで)の年齢の方が対象です。
※1回目に小児用ワクチンを接種した後に12歳になった場合でも、2回目接種は1回目と同じ小児用ワクチンを接種します。
※追加接種(3回目以降)は、接種時点の年齢によります。初回接種(1・2回目)で小児用ワクチンを接種した方も、3回目接種時に12歳であれば、12歳以上用のワクチンを接種します。
2.接種券について
対象年齢の方には接種券を送付済みです。
※接種券送付時に生後6か月~4歳であった方に送付された接種券をお持ちの方(未接種の方)は、この接種券を使用できます。
※接種券送付時に11歳以下の方が、12歳になってから12歳以上用のワクチン接種を受ける場合も、この接種券を使用できます。
※予診票は、乳幼児用、小児用、12歳以上用で書式が異なります。接種する医療機関に予診票がありますので、予約時にお申し出ください。
※尾道市に転入後に新型コロナワクチン接種を希望される方は、尾道市から交付された接種券が必要になります。被接種者が申請対象であることをご確認のうえ、発行申請を行ってください。詳しくは、転入された方の新型コロナワクチン接種券の発行申請についてをご確認ください。
3.ワクチンの種類
ファイザー社の小児用(5~11歳)ワクチンを接種します。
(ファイザー社の12歳以上用に比べ、有効成分が3分の1になっています。)
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初回接種(1・2回目) |
追加接種(3回目以降) |
ワクチンの種類 | 【従来型ワクチン】 ファイザー社(5~11歳用) |
【オミクロン株対応2価ワクチン】 ファイザー社(5~11歳用) |
対象年齢 | 1回目の接種時に5~11歳 | 5~11歳 |
接種回数・間隔 | 2回(通常、3週間の間隔) | 1回(前回接種から3か月以上経過後) |
説明書 | 【従来型ワクチン】ファイザー社(5~11歳用)説明書 [PDFファイル/1.02MB] | 【オミクロン株対応2価ワクチン】ファイザー社(5~11歳用)説明書 [PDFファイル/716KB] |
※他の予防接種を行う場合は、原則2週間後の同じ曜日の日以降に接種できます。新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンは同時接種が可能です。
初回接種(1・2回目)について
初回接種(1・2回目)がまだの方は、まずは1・2回目接種(従来型ワクチン)を受けてください。
2回目接種が1回目接種から3週間を超えた場合は、できるだけ早く2回目接種を受けるようにしてください。
【実施期間】
令和6年3月31日まで
追加接種(3回目以降)について
令和4年秋開始接種(3回目または4回目)
令和5年3月8日以降、小児の追加接種がオミクロン株対応2価ワクチンによる「令和4年秋開始接種」に位置づけされました。
【実施期間】
令和5年3月8日~8月31日
【接種対象者】
・初回接種の完了後、追加接種(3回目)がまだの方・・・オミクロン株対応2価ワクチン(小児用ファイザー)にて追加接種(3回目)
・従来型ワクチン(小児用ファイザー)にて追加接種(3回目)を受けた方・・・オミクロン株対応2価ワクチン(小児用ファイザー)にて追加接種(4回目)
【ワクチンの種類】
オミクロン株対応2価ワクチン(小児用ファイザー)
【接種券の送付】
従来型ワクチンにて追加接種(3回目)を受けた方は、オミクロン株対応2価ワクチンによる「令和4年秋開始接種」(4回目)の接種対象となります。3回目接種から3か月を経過する頃に、順次発送します。すでに3回目の接種券が届いている方は、その接種券を使用してください。
乳幼児の初回接種(1~3回目)を完了した方で、5歳の誕生日を迎えた場合は、小児のオミクロン株対応2価ワクチンによる「令和4年秋開始接種」(4回目)の対象となります。5歳の誕生日頃に接種券を発送します。(前回の接種から3か月経過以降)
令和5年春開始接種について(4回目または5回目)
基礎疾患等を有するお子様については、令和4年秋開始接種としてオミクロン株対応2価ワクチンによる追加接種(3回目または4回目)を受けた場合でも、さらに1回の追加接種(4回目または5回目)が可能です。(前回の接種から3か月経過以降)
【実施期間】
令和5年5月8日~8月31日
【接種対象者】
基礎疾患を有する方や重症化リスクが高いと医師が認める方(5歳~11歳)
【ワクチンの種類】
オミクロン株対応2価ワクチン(小児用ファイザー)
【接種券の送付】
申請により送付します。申請方法等については、現在調整中です。
令和5年秋開始接種について(3~6回目)
オミクロン株対応2価ワクチンによる追加接種の有無にかかわらず接種できます。
【実施期間】
令和5年9月~12月
【接種対象者】
初回接種(1・2回目)を完了した方(5歳~11歳)
【ワクチンの種類】
国において検討中です。
※詳細については未定です。
4.接種会場・予約方法
個別医療機関で接種を受けてください。
【小児(5~11歳)実施医療機関の一覧】(令和5年3月15日更新)
※事前予約が必要です。接種券が届いてから予約ができます。診療時間内に電話してください。
※予約時に接種券に記載されている「接種券番号」が必要な場合がありますので、お手元に接種券をご準備ください。
※実施状況は今後変更となる可能性がありますので、各医療機関にご確認ください。
接種についての注意点
お子様の新型コロナワクチン接種には、保護者の方の同意・立ち会いが必要です。
予診票に必要事項を記載のうえ、ワクチン接種に対する同意書へのサインをお願いします。
小児の予防接種記録は母子健康手帳で管理しているため、接種の際には母子健康手帳を持ってきてください。
※日本小児科学会では、新型コロナウイルス感染症の重症化リスクが高い疾患等を公表しています。
新型コロナウイルスワクチン接種に関する、小児の基礎疾患の考え方および接種にあたり考慮すべき小児の基礎疾患等(日本小児科学会)<外部リンク>
5.接種当日の持ち物・服装
□予診・接種に同席ができる保護者(親権者または後見人)の同伴が必要です。
※保護者が特段の理由で同伴することができない場合は、お子様の健康状態を普段から熟知する親族等で適切な方が、保護者から委任を受けて同伴することが可能です。
□接種券(2回分の「接種券」と「予防接種済証」は、毎回、切りはなしたり、はがしたりせず台紙ごとお持ちください)
□本人確認書類(マイナンバーカード、健康保険証 等)
□事前に記入した予診票
□健康保険証(副反応等への対応時に保険診療を行うことがあります)
□おくすり手帳(普段薬を飲んでいる方は、持っておくと安心です)
□母子健康手帳
□早く肩を出せる服装でお越しください
□マスクの着用をお願いします
□当日、発熱がある場合や体調が悪い場合などは、予約をキャンセルし、来場を控えてください。
都合が悪くなった場合は、ワクチンを無駄にしないよう、早めにキャンセルの連絡をしてください。
予約時間内にお越しになられない場合、キャンセルとなる場合がありますのでご了承ください。
6.厚生労働省 資料
・新型コロナワクチン接種についてのお知らせ(5歳~11歳のお子様と保護者の方へ)
7.お問い合わせ先
接種の予約・ワクチンについて一般的なことなどの相談
尾道市新型コロナワクチン接種コールセンター
Tel:0570-001-297 (8時30分~17時15分/土・日・祝日を含む)※12月29日~1月3日休止
副反応やワクチンについて専門的なことや一般的なことなどの相談
広島県新型コロナワクチン接種コールセンター
Tel:082-513-2847 (24時間対応/土・日・祝日を含む)
対応言語:日本語、英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、ベトナム語、タガログ語
ワクチン全般についての相談
厚生労働省新型コロナワクチンコールセンター
Tel:0120-761-770
対応言語:日本語、英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語 (9時00分~21時00分/土・日・祝日を含む)
タイ語 (9時00分~18時00分/土・日・祝日を含む)
ベトナム語 (10時00分~19時00分/土・日・祝日を含む)
聴覚に障害がある方など、電話やWebでの相談、予約が難しい方
尾道市健康推進課までFaxにてご相談ください。 Fax:0848-24-1966
障害のある方の新型コロナウイルスワクチン接種に関する相談窓口について(広島県)<外部リンク>