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食品工場及び業務用厨房施設等における一酸化炭素中毒事故の防止について

印刷用ページを表示する掲載日:2023年1月24日更新

 近年、食品工場及び業務用厨房施設等において都市ガス及び液化石油ガスの消費設備による一酸化炭素中毒事故が発生しています。

 これらの事故の多くは、機器の経年劣化や換気不十分のため、燃焼機器が不完全燃焼を起こし一酸化炭素が発生したものです。

 食品工場及び業務用厨房施設等において一酸化炭素中毒が発生した場合、多くの人を巻き込み、甚大な被害を及ぼす可能性があることから、換気や点検等について、下記を参考に類似事故の防止に努めてください。

事故防止のために

1.ガス機器を使うときは必ず換気

 大型のガス機器の使用や、複数のガス機器の同時使用が多い業務用厨房施設では、ガスを使用する量が多い分、新鮮な空気もたくさん必要となります。ガス機器を使用する際は換気扇等によって十分に換気が行われているか必ず確認してください。現場において換気し忘れを防止するための工夫を実践しましょう。

2.常に異常の有無を点検

 ガス機器の使用者及び管理人は、機器の使用開始時及び終了時に異常の有無を確認し、1日に1回以上作動状況を点検してください。異常が認められたときは機器の使用中止、修理を行い、危険を防止しましょう。

3.適切な使用と日常管理

 ガス機器や換気設備は、その使用に際して取扱説明書を十分に理解し、正しく使うことも大切です。普段からのほこりや汚れの除去、フィルターの清掃等、日常のメンテナンスを欠かさないようにしましょう。台風、地震、積雪等の自然災害後はガス機器の異常の有無を点検しましょう。なお、停電中にやむを得ずガス機器を使用する場合は十分な換気を行うようにするとともに、停電復旧後も換気扇や給排気設備が正常に作動するか確認しましょう。

4.定期的な清掃または交換

 厨房設備などのグリスフィルターや脱臭フィルターは、使用し続けると油脂等が付着して目詰まりを起こし、十分な換気が行えなくなりますので、定期的な清掃、交換を行いましょう。

5.警報器設置を検討

 一酸化炭素は無色・無臭。発生に気が付かず中毒になる場合がほとんどです。そうならないよう、業務用換気警報器の設置を検討しましょう。

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