尾道市では、平成21年6月に「次世代育成のための電子メディア対策推進委員会」を立ち上げ、子ども達と電子メディアとの関わりを健全なものにし、情報活用能力を備えた子どもたちを育成するための対策事業を関係課と連携して行なっています。
事業の趣旨
ゲーム機やスマートフォン等の電子メディアが身近で便利なツールとなる一方で、長時間使用による健康に悪影響を及ぼす危険性やSNSによる誹謗中傷、個人情報の流出、フィッシング詐欺や有害な情報サイトへのアクセスなどの様々な問題が顕在化するなか、インターネットの危険性を知り、電子メディアを適正かつ有効に活用できる能力を子ども達に身に付けさせるために次の取組を行っています。
- 電子メディアへの過剰な接触を防ぐための対策
- 電子メディアから流される有害な情報から守るための対策
- 電子メディアを有効に活用できる力を養うための対策
- 電子メディアを通して被害者にも加害者にもならないための自己発信責任の啓発
主な事業内容
- 生活とメディアに関するアンケートの実施(3年ごと)
- 家族ふれあいデー(ノーテレビデー)の実施(年に2回、夏至と冬至頃の日曜日)
- 「電子メディアとの付き合い方」の標語募集(令和6年度まで)・「家族とのふれあい川柳」の募集(令和7年度新規)
- 電子メディア対策講座の実施
- 電子メディア対策講演会の実施(市内全域)
- 携帯電話の取扱にかかわるガイドラインに対する取組(小中学校)
- フィルタリング設定等の啓発(小中学校)
- 情報モラル教育の推進・情報活用能力の向上のための取組(小中学校)
- 乳児期に過剰な電子メディア接触等の影響に係る啓発
※赤ちゃん訪問・4か月児健康診査、1歳6か月・3歳児健康診査の機会を活用
取組のねらい
- 青少年の情報リテラシー向上に係る意識啓発を図る。
- ネットやSNSによるトラブルや犯罪被害防止を図る。
- 生活習慣や健康、心身の発達への悪影響に係る啓発を図る。(睡眠不足や視力低下、スマホ依存症等)
課題
膨大な情報サイトやゲームアプリの多様化、共働き家庭が多い環境下において、電子機器所有の低年齢化が進行していること、SNSの危険性や電子メディアの様々な悪影響について、保護者が子どもに十分認識させていないこと、子ども達がどんなサイトを利用しているか使用状況を保護者が十分把握できていないこと等があげられます。
尾道市次世代育成のための電子メディア対策 第5次実施計画 [PDFファイル/992KB]
<外部リンク>
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