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使い道いろいろ 「柿渋」作りの最盛期:カメラさんぽ(352)

ページID:0044069 更新日:2021年9月5日更新 印刷ページ表示

柿を収穫する様子収穫した青柿の実

御調町菅野地区の「尾道柿園」では、お盆過ぎから9月中旬にかけ「柿渋」の仕込みが行われます。
柿渋は、渋の多い品種「青柿」を圧搾し、柿の持つ酵素で自然に発酵させながら約2年ほど寝かせ、熟成させていきます。

かつて尾道に150軒ほどいた柿渋の作り手は、戦後、化学染料に押され途絶えていましたが、2013年から尾道柿園で試行錯誤の末、尾道産の柿渋を復活させました。
柿渋は、布を染めたり籠や建材に塗ったりと様々な方法で利用でき、抗菌作用があることからコロナ禍で需要が高まっているそうです。

柿渋を使った染物販売されている柿渋柿渋を塗った籠など