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セアカゴケグモにご注意!
セアカゴケグモ
セアカゴケグモは強い毒をもっています。見つけた場合は素手で触らないようにしましょう。
1.セアカゴケグモとは
オーストラリア原産の小型のクモです。日本に輸入される資材などに付着して国内に侵入したと考えられています。広島県では大竹市、福山市などで発見されています。
メスは毒をもっており、咬まれると痛むほか、重症化する場合があります。
特定外来生物に指定されています。
2.特徴
オスとメスで姿が異なります。
メス(成体)は体長1cm前後、足を広げると3cm程度になります。メスの腹部の背面には直線状あるいはひし形を2つ並べたような形の赤い線があります。全体的には黒く、つやがあります。
オスはメスに比べて小さく体長は5mm程度です。全体的には褐色で、足の色は薄い褐色と濃い褐色の縞のようにみえます。
腹部の腹面には、メスもオスも砂時計のような赤い模様があります。
3.住処
日のよくあたる場所の、地面近くの隙間やくぼみに巣を張ります。道路側溝の中や、プランターやエアコンの室外機など人工物の物陰、駐車場の周辺など、身近なところにいる場合が多くあります。庭に置いた靴の中に潜んでいる場合もあります。
4.どうすればいいの?
素手で触らないようにしましょう。セアカゴケグモは攻撃性が低く、素手で触ったり等刺激しない限り咬まれることはありません。駆除するには、市販されている殺虫剤の噴霧が効果的です。また、熱湯をかける、靴を履いた足で踏み潰す等の方法もあります。
セアカゴケグモを発見した場合は、尾道市環境政策課または最寄りの各支所にご連絡ください。特徴がわかる写真があれば確認をさせていただきます。
【お問合せ先】
- 尾道市環境政策課
0848-38-9434 - 広島県環境県民局自然環境課
082-513-2933
関連リンク
- 県内における特定外来生物「セアカゴケグモ」の発見について(広島県)<外部リンク>
- 環境省注意喚起チラシ<外部リンク>