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光化学オキシダント夏期特別対策の実施について

ページID:0000213 更新日:2020年5月22日更新 印刷ページ表示

光化学スモッグの概念図
光化学スモッグの概念図

 広島県では、毎年夏に多く発生する光化学オキシダントを減少させるため、「光化学オキシダント夏期特別対策」を実施します。

光化学オキシダントとは

 工場の煙や自動車の排気ガスなど、大気中に排出された窒素酸化物や炭化水素などが、太陽光中の紫外線によって光化学反応をおこし、酸化性物質や還元性物質が生成されます。
 これらの物質が霧状に滞留した状態を光化学スモッグと呼びます。
 その内、二酸化窒素を除く酸化性物質を光化学オキシダントと呼び、光化学スモッグの指標としています。

広島県の取組み

 光化学オキシダントの原因物質の排出を減少させ、健康被害等の発生及び環境汚染の進行を未然に防止するため、「広島県光化学オキシダント夏期特別対策実施要領」に基づき、6月1日から8月31日までの期間特別対策を実施します。

主な対策

  • 主要ばい煙発生施設に対して、窒素酸化物について10%以上の削減の協力を求める。
  • 不必要な自動車の運転を控える。
  • 自動車の急発進、急加速、から吹かしはしない。
  • 自動車から離れるときや、車内で人を待つときなど駐停車中には、こまめにエンジンを切り、不必要なアイドリングをやめる。
    などです。

光化学オキシダントの被害

 目やのどが痛くなったり、息苦しくなったりすることがあります。このような症状があるときは、洗顔やうがいをしましょう。
 光化学オキシダント情報などが発令されているときは、呼吸器系の病気の人などは、できるだけ外出しないようにしましょう。
 被害が出たら、次のいずれかに連絡してください。

  • 広島県東部厚生環境事務所環境管理課 電話:0848-25-4634
  • 広島県環境保全課 電話:082-513-2921
  • 尾道市環境政策課 電話:0848-38-9434

注意報などの発令

 光化学オキシダント濃度が、0.10ppm以上となった場合に情報を発令し、0.12ppm以上となった場合に注意報を発令し、さらに、0.40ppm以上となった場合には警報を発令します。広島県では、警報は今まで一度も発令されたことがありません。
 平成27度から、「光化学オキシダント注意報」の発令等をお知らせするメール配信サービスが開始されましたので、ご利用ください。

尾道市内における発令地区
地区名 対象区域 測定局
尾道地区 松永地区以外の尾道市 尾道東高等学校
松永地区 高須町、西藤町、東尾道、
長者原、浦崎町、百島町
松永小学校

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