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尾道市の概要

ページID:0001978 更新日:2022年12月20日更新 印刷ページ表示

尾道市の風景
尾道市の風景

地図
地図

尾道市の沿革

【市制施行 明治31年(1898年)4月1日】

歴史

 自然の良港を持つ尾道は、平安時代の嘉応元年(1169年)、備後大田荘(後、高野山領)公認の船津倉敷地、荘園米の積み出し港となって以来、対明貿易船や北前船、内海航行船の寄港地として、中世・近世を通じて繁栄をとげました。港町・商都としての発展は各時代に豪商を生み、多くの神社仏閣の寄進造営が行われました。
 海を望む階段や坂道、路地越しに見える尾道水道、点在する寺院など、歴史を凝縮した景観に魅かれ、この地で「暗夜行路」の草稿を書いた志賀直哉、尾道の女学校に通った「放浪記」作者の林芙美子、この地をこよなく愛し描き続けた小林和作をはじめ、多くの文人墨客が足跡を刻みました。また、近年では数々の映像作品の舞台となり映画のまちとしても有名です。
 明治31年(1898年)、県内では広島市に次いで2番目に市制を施行し、周辺市町村との合併(※)を経ながら市域を拡大して、緑豊かな北部丘陵地域から尾道水道周辺地域を経て独特の多島美を有する瀬戸内海地域に至る、多彩な資源を有するまちになりました。
 歴史と文化に溢れる島々を結び、全長約70kmの海の道をサイクリングで満喫できるしまなみ海道をはじめとする新たな魅力と歴史・伝統に育まれた資源を活かし、他にはない魅力的な価値を持つまちづくりを推進しています。
 瀬戸内のほぼ中央に位置し、山陽自動車道、瀬戸内しまなみ海道に加え、平成27年(2015年)3月に全線開通した中国やまなみ街道(中国横断自動車道尾道松江線)により、広域拠点としての機能は高まり、まさに「瀬戸内の十字路」としての発展が大いに期待される都市です。

 ※平成17年(2005年)3月28日 御調郡御調町・向島町と合併
   平成18年(2006年)1月10日 因島市・豊田郡瀬戸田町と合併

位置

 瀬戸内のほぼ中央、広島県の東南部に位置します。

面積

 284.88平方キロメートル

地勢と気候

 大半が山地で、島しょ部は概して急峻で平地に乏しく、平地は尾道水道・御調川沿い・島しょ部の海岸沿いに形成されています。
 また、国立公園である瀬戸内海は独特の多島美を有しており、海・島と山地、丘陵が織りなす多様で豊かな自然は新市の特徴となっています。
 気候は温暖で降雨量が比較的少ない瀬戸内型に属しますが、内陸部は温度較差がやや大きい山間部の特性を示しています。