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尾道スローフードのまちづくりについて
尾道の「食」がつながるまちづくり
尾道が誇る海と山からの恵みである食材と、独自の食文化及び生活様式を育み、次世代に伝え、個性的で魅力あるまちであり続けるために、関係機関が協働し、「スローフードのまちづくり」に取り組んでいます。 温暖な瀬戸内の気候風土の恩恵をうけ、豊かな自然に恵まれた尾道には、固有の山の幸、海の幸があり、また「食文化」を育んできました。
とりわけ、島しょ部の急峻な傾斜地を活用したかんきつ栽培では、進取気鋭な精神で、八朔や国産レモンの発祥の地となったばかりか、レモン、ネーブルは現在も全国一の生産量を誇っています。このほかにも生産量全国一のわけぎや、尾道認定ブランドのいちじく、水産物では幻の魚アコウや正月料理に用いられるアナゴなど、枚挙に暇がありません。
こうした、尾道オリジナルの「食」や「食文化」を見つめなおし、地域食材の魅力を消費者に広めていくために、
- 自然環境の保護
- 地域の食材の提供
- 生産者の保護・育成
- 食を通した教育の推進
を4つの柱にして、多様な事業に取り組んでいます。