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豪雨等災害の発生時における防火安全上の留意事項

ページID:0064419 更新日:2023年6月6日更新 印刷ページ表示
 例年、梅雨期や台風期などにおいて局地的大雨や集中豪雨等が観測され、全国的に多大な被害が発生しています。
 これから梅雨期や台風期などを迎えるに当たり、豪雨等災害の発生時における防火安全上の留意事項をとりまとめましたので参考にしてください。

電気機器の管理について

 電気コンロや電子レンジなどの電気機器の使用中に停電したときは、スイッチを切り、電源プラグをコンセントから抜いてください。
 給電が復旧し、電気機器の使用を再開するときは、浸水等により電気機器やその配線等に損傷がないこと、近くに燃えやすいものがないことを確認してください。

119番通報体制の確保について

 IP電話やFAX機能付き電話等の一部の電話機では、停電により使用不能となるものがあるので、使用可否について確認し、必要に応じて代替の機器を備えるなど、確実な119番通報体制を確保してください。

消防用設備等の非常電源の管理等について

消防用設備等の非常電源として自家発電設備を用いている場合

 自家発電設備について、必要な燃料の確保等に努めるとともに、常用電源復旧後、直ちに運転を停止し、燃料の補給等により、火災時の機能に支障のないようにしてください。特に、燃料が空となった後に燃料を補給した場合に再び適切に作動するためには、エンジン部分の空気抜きが必要なものがあるので注意してください。

消防用設備等の非常電源として蓄電池設備や非常電源専用受電設備等を用いている場合

 豪雨等災害により長時間停電が継続し、消防用設備等が作動しない場合に備えて、以下の対応を図ってください。

・消火設備

 消火器等の設置場所及び使用方法を確認してください。
 不活性ガス消火設備、ハロゲン化物消火設備等の自動消火設備については、手動による放出操作手順を確認してください。​

・警報設備

 関係者等による巡回等によりコンロその他火気使用設備・器具の火元の警戒を入念に行う等、火災の早期発見を図り、警報設備の設置範囲内への連絡と周知体制を確保してください。
 なお、自動火災報知設備の中には、長時間停電することに伴い予備電源の容量が低下などして異常警報を発するものがあることから、これらの警報音が作動した場合における対処方法(警報音の停止方法、復電時における点検方法等)について点検事業者等に確認してください。

・避難設備及び避難経路

 関係者等による避難誘導体制及び避難経路を確認してください。
 なお、避難経路上に電気錠が設けられた扉及び自動ドア等がある場合、停電により、機能を失って通行不能となるおそれがあることから、通行ができるよう対策してください。またエレベーターは、停電が発生する可能性が高い場合にはあらかじめ使用を制限してください。