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令和3年度各種学力調査結果について

ページID:0047789 更新日:2023年3月1日更新 印刷ページ表示

令和3年度全国学力・学習状況調査及び令和3年度学力定着実態調査の尾道市内小中学校の結果です。

 

■各種学力調査結果

(1)全国学力・学習状況調査

【実施期日】

  令和3年5月27日(木曜日)

【調査対象学年】

  小学校:6学年

  中学校:3学年

【調査教科等】

  小学校:国語、算数、児童生徒質問紙調査

  中学校:国語、数学、児童生徒質問紙調査

 

(2)学力定着実態調査

【実施期日】

  中学校:令和3年 4月13日(火曜日)

  小学校:令和3年12月14日(火曜日)

【調査対象学年及び教科】

  中学校:1、2学年(国語、数学)

  小学校:1~4学年(国語、算数、質問紙調査)、5学年(国語、算数)

 

(3)児童生徒学習意識等調査

【実施期日】

 令和3年6月8日(火曜日)~令和3年6月18日(金曜日)

【調査対象学年】

 小学校:5学年

 中学校:2学年

 

(4)尾道教育みらいプラン2の成果指標に係る質問紙調査結果

 

■結果概要

 「全国学力・学習状況調査」は、小学校の国語は全国平均を上回りました。算数は全国平均と同等でした。中学校の国語、数学は全国平均と同等でした。

 「学力定着実態調査」は、小学校の小1国語、算数、小3国語、算数、小4国語、算数、小5算数は、全国平均を上回りましたが、小2国語、算数、小5国語は、全国平均を下回りました。中学校の中1国語、数学、中2国語、数学が全国平均を上回りました。

 尾道教育みらいプラン2の基本方針1「確かな学力の向上」に係る成果指標については、令和3年度児童生徒学習意識等調査(小5・中2)における「主体的な学び」に関する質問項目において、小学校では、「授業では、課題を解決するための情報を集める前に、どのような方法だと必要な情報を集めることができるのかを考えています。」、中学校では、「授業では、調べたことなどを、図、グラフ、表などにまとめています。」が改善してきています。一方で、小学校では、「授業では、実際にものを使ってやってみたり、地域や自然の中で学習したりするなどの体験活動をしています」、中学校では、「授業では、解決しようとする課題について、『たぶんこうではないか』、『こうすればできるのではないか』と予想しています。」に課題が見られます。

 

■今後の取組

 ここ数年、教育委員会では「授業改善」「家庭学習の充実」に力点を置き、各学校の調査結果を分析し、改善計画に基づき取組を進めております。

 取組を通して、小学校低学年・中学年における指導内容については、知識・技能の確実な定着及び積極的な活用が不可欠であること、授業においては、児童生徒自ら課題を発見し課題解決の方法を見出す指導が必要であること、また家庭での学習習慣の定着は、大変重要であることなどを再認識しております。

 そこで、「尾道版『学びの変革』推進事業」において、児童生徒の意欲を引き出し、「主体的・対話的で深い学びを実現する授業づくり」に全校で取り組みを進めております。また、小学校低学年の担任や、中学校の5教科(国語、社会、数学、理科、英語)の担当者を対象に、市主催の研修会を実施し、授業力の向上に取り組んでおります。各種学力調査の結果から見ても、市全体として学力は向上傾向にあるととらえています。

 今年度は、児童生徒の学びをより深いものにする問いの工夫に全校で取り組み、児童生徒に付けたい力や目指す資質・能力を明らかにしながら、授業改善を進めてまいりました。

 家庭学習については、学習課題の工夫と同時に家庭の協力が不可欠ですので、各学校では家庭学習の重要性について学校便りなどで理解を図っています。

 また、言語を獲得し、文字を通して豊かに考えたり表現したりする力を養うために、読書は不可欠であることから、読書活動の推進にも取り組んでおります。

 今年度までの成果と課題を分析し、次年度からの各種事業のさらなる充実を図って参ります。

 

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