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人権福祉講演会を開催しました。
~相手を知ることから始めてみませんか?~
「障害を知り、ともに生きる。」をテーマに人権福祉講演会を8月10日に因島三庄ふれあいセンターで開催しました!
講師に、広島県手をつなぐ育成会の「あび隊」のみなさんをお迎えしました。
「あび隊」は、知的障がい者(児)の保護者で組織されており、知的障がい者(児)が地域で安心して暮らしていくために知的障がい(児)に対する正しい理解を図る活動を進めています。
「あび王国へようこそ」疑似体験では、「あび」だけで会話をしてもらい、お互いの意思が伝わらず、コミュニケーションが取れないことでの不安や、もどかしさを体験しました。
「絵に書いてみよう」では、言葉を絵に描くことを通して、「ボール」や「りんご」など具体的なものは書きやすく伝わりやすいが、「少し」とか「きちんと」など抽象的な言葉は絵に描きずらく、障がい者にとってもわかりずらいことを知りました。
思いを伝えるには、一つずつ、ゆっくり、優しく、丁寧に、身振り、表情、絵などを使って伝えることが重要であると改めて感じられる体験でした。
今回は、体験型の講座で、具体的な日常生活での障がい者との関わり方や、支援方法を知ることができました。
「あび隊」のみなさま、ありがとうございました!