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アメリカ合衆国の臨界前核実験に対する抗議文を送付しました。(令和6年5月20日)

ページID:0073148 更新日:2024年5月20日更新 印刷ページ表示

尾道市は令和6年5月14日に臨界前核実験を行ったアメリカ合衆国に対して抗議文を送付しました。

アメリカ合衆国大統領
 ジョセフ・バイデン  閣下
駐日アメリカ合衆国大使館 特命全権大使
 ラーム・エマニュエル 閣下

抗 議 文

 

 貴国が今月14日にネバダ州の核実験場で臨界前核実験を実施したとの報道に接しました。

 1985年に「非核平和都市尾道宣言」を行い、これまで核兵器の全面撤廃を全世界に向けて喚起し、恒久平和を求めてきた本市にとって、今回の臨界前核実験は、昨年5月のG7広島サミットで発表された「広島ビジョン」に逆行するものと言わざるを得ません。

 核廃絶を求める人々の願いを無視した今回の貴国の行為は極めて遺憾であり、尾道市民を代表して強く抗議します。

 ここに、貴国は、今後一切の核実験を中止するとともに、核廃絶と恒久平和の実現に向けて主導的役割を果たされるよう強く要請します。

 

    令和6年5月20日

                     広島県尾道市長 平 谷 祐 宏