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第37回「いのち・愛・おのみち」人権講演会を開催しました。
国連で、世界人権宣言が採択された翌年の昭和24年から、毎年12月4日から10日までを「人権週間」と定め、全国的に人権意識の高揚を図るための啓発活動が展開されています。
尾道市においても、市民一人ひとりに人権尊重の理念を普及し、それに対する市民の理解を深めることを目的として、第37回「いのち・愛・おのみち」人権講演会を開催しました。
11月30日(土曜日)しまなみ交流館で、13時から尾道人権擁護委員協議会により、第43回全国中学生人権作文コンテスト入賞者表彰式を行い、作文の朗読をしていただきました。
13時30分からは人権講演会として、講師にタレントの広川ひかるさんをお迎えし、『竜ちゃんのばかやろう~前向きな今日と後ろ向きの昨日~』と題してご講演いただきました。
上島竜兵さんのエピソードを写真とともに多数紹介していただいたほか、上島竜兵さんが亡くなられた後の出来事や感じたことについてもお話しいただきました。
講演に参加された方からは、「『いのちは自分だけのものじゃない』という言葉が心に残った。」「私もうつ病でつらいことも多いけど、少し前を向いていこうと思えた。」など、多くの感想が寄せられました。
この講演会が、命の大切さについて改めて考える良いきっかけになったと思います。