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人権福祉講演会を開催しました!
~家族の被爆体験を語り継ぐ~
8月20日(水曜日)講師に細川洋(ほそかわよう)さんをお迎えし、「平和と人権を考える」と題して、一昨年亡くなった父細川浩史(ほそかわこうじ)さんの被爆体験、13歳で被爆死した叔母森脇瑤子(もりわきようこ)さんのことについてお話していただきました。今後、二度と戦争を繰り返さないよう、原爆の恐ろしさ、残酷さを伝え、今ある平和の尊さについて次の世代に伝えることの大切さを学びました。
また、細川さんは、因島高等学校の定時制で19年間勤務されており、当時の学校生活についてのお話もしていただきました。会場には、因島高等学校時代の同僚だった方や、因島に住んでいた時の友人も来場されており、細川さんのお話を懐かしそうに聞き入っていました。
参加者からは、「被爆体験者であった実父の話と重なり、涙なしでは聞けませんでした。」「経験されたかのようにわかりやすく、ご家族のことも尊重しながらとてもいい感じですべて心に入りました。再度お話を聞かせてもらいたいです。」「原爆の悲惨な姿が想像できました。」などの意見が寄せられました。