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人権福祉講演会を開催しました。
映画「かば」を上映!
8月2日金曜日、講師に映画監督の川本貴弘さんをお迎えし、映画「かば」の上映、撮影での裏話などをお話ししていただきました。
被差別部落、朝鮮、沖縄をルーツに持つ子どもたちが多く通う中学校。荒れる生徒たちと真正面から向き合う教師たちを描いた物語。難しいテーマを重くなりすぎず、明るくユーモアを持って描いた作品でした。
川本さんは、この映画を製作するまでは「自分自身が差別や人権について無関心で何も知らなかった。自分みたいに無関心な人にこの映画を見てもらい、少しでも関心をもってもらえたら嬉しい」と話されていました。
監督 川本貴弘さん
映画「かば」の製作に携わり、因島出身で「かば先生」の同僚だった村上裕章さんにも来ていただき、当時の学校の様子などを教えていただきました。
「かば先生」と同僚だった村上裕章さん
参加者からは、「今も貧困や子どもたちの問題は多くあると思います。子どもたちがいい大人に出会えることを願うばかりです。映画も泣き笑いでよかったです。」「様々なしんどさを抱える子どもたちを丸ごと受け止める先生の姿に感銘を受けた。若い教師にぜひ見てもらいたい。感じてほしいと思う。貴重な機会をありがとうございました。」などの感想が寄せられました。