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令和8年度からけんしんが変わります
厚生労働省では「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」を定め、市町村が実施するがん検診について、科学的根拠に基づいた検診を推進しています。
令和8年4月1日から、尾道市も国の指針及び、健康増進法に基づき、尾道市の検診の一部を変更する予定です。
胃がん検診(胃内視鏡検査)について
受診対象者が50歳以上の偶数年齢の方(受診間隔2年に1回)に変更となります。
国の指針では、胃がん(内視鏡検査)検診の対象者は50歳以上、受診間隔は2年に1回と示されています。
尾道市は、これまで対象者を40歳以上とし、毎年受けることができるようにしていましたが、令和8年度より、国の指針に基づき、対象者50歳以上、受診間隔2年に1回に変更し、受診対象者を50歳以上の偶数年齢の方(受診間隔2年に1回)とします。
※ただし、奇数年齢の方で前年度(偶数年齢の時)に受診されていない方は、健康推進課に事前に申請することで受診できます。
なお、奇数年齢で受診された場合は、次年度(偶数年齢時)は2年連続で受診し、その後は2年に1度偶数年齢時に受診いただくようお願いします。
子宮頸がん検診・乳がん検診について
奇数年齢でも前年度(偶数年齢の時)受診機会を逃した方は、受診できるようになります。(事前申請が必要です。)
子宮頸がん検診は20歳以上、乳がん検診は40歳以上の偶数年齢の女性のみを対象としていましたが、
奇数年齢で、前年度(偶数年齢の時)に受診されていない方は、事前に健康推進課に申請をすることで受診できます。
なお、奇数年齢で受診された場合は、次年度(偶数年齢時)は2年連続で受診し、その後は2年に1度偶数年齢時に受診いただくようお願いします。
前立腺がん検診について
令和7年度をもって終了します。
前立腺特異抗原(PSA)検査は、前立腺がんの早期診断に有用な検査ですが、死亡率減少効果の有無を判断する証拠が不十分であるため、自治体が行う対策型がん検診として推奨されていないことから、令和7年度をもって市の「前立腺がん検診」を終了します。
前立腺特異抗原(PSA)検査は、診療として用いるには有用な検査です。
前立腺がんは加齢とともに、発生率が上昇傾向にあるため、個人の状況に合わせて、かかりつけの医療機関でご相談ください。
骨粗しょう症検診について(集団健診のみで実施)
集団健診で骨粗しょう症検診が始まります。
対象者:40・45・50・55・60・65・70歳の女性
骨粗しょう症とは、骨の密度が減り、骨がもろくなり骨折しやすくなる病気です。
骨密度は、20歳ごろをピークとなり、40歳代まで維持されますが、以降は年齢を重ねるとともに徐々に減少していきます。特に女性は、閉経後に女性ホルモンが減少する影響で急激に骨量が減少します。
骨粗しょう症は、自覚症状がなく、自ら気づくことが難しいため、予防や早期発見・早期治療のため、まずは、自分の骨の状態を知ることが大切です。
令和8年度より、健康増進法に基づき、40・45・50・55・60・65・70歳の女性を対象に集団健診で骨粗しょう症検診を開始します。
けんしん内容の変更について

令和8年度から尾道市のけんしんが変わります [PDFファイル/460KB]
詳しくは、尾道市健康推進課 元気づくり係(0848)24-1962までお問合せください。
※表記の年齢は全て年度末(3月31日時点)の年齢です。
関連リンク
知っておきたいがん検診<外部リンク>





