新型コロナの影響でリスク高まる熱中症!
政府は、毎年4月から9月の間を「熱中症予防強化キャンペーン」とする取り組みを、令和3年度より実施しています。
今年は例年より早い時期から夏日が観測され、体が暑さに慣れていないことや新型コロナウイルス感染症対策に伴うマスクの着用の影響から、熱中症への注意が必要です。
一人ひとりが正しい知識を持ち、声を掛け合って熱中症を予防しましょう。
新型コロナの影響で熱中症にかかりやすい?
■マスク着用
・熱が身体にこもりやすい
・マスク内の温度が上がる
→口の渇きを感じにくく、水分補給が不足しやすい
■外出控え
・外に出ないことで体温の調節準備ができていない
・運動不足により水分を貯める機能を持つ筋肉が減る
熱中症予防
○状況に応じてマスクを外す
・屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、マスクを外す
・マスク着用の場合は、強い負荷の作業や運動は避ける
○暑さに徐々に身体を慣らす(軽い運動で筋肉をつける)
・気温の低い早朝や夕方、人の少ない時間帯を見て運動を行う
・自宅で出来る運動(体操など)や軽い運動で身体の準備を
(尾道市では、シルバーリハビリ体操やプラス10分てくてく運動を紹介しています。)
○暑さを避ける
・扇風機やエアコンで室温調節
・外出時には、日傘や帽子を着用(男性も日傘を)
・日陰でこまめな休息
○こまめな水分補給をする
・室内でも、外出時でも、のどの渇きを感じなくても、こまめに水分補給
・多量に汗をかいたときは、経口補水液(水に食塩とブドウ糖を溶かしたもの)などを上手に利用
熱中症警戒アラート
4月27日から、熱中症予防に関する情報「熱中症警戒アラート<外部リンク>(環境省ホームページ)」を新たに全国で開始しています。
熱中症警戒アラートは、熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境になると予想される日の前日夕方または当日早朝に都道府県ごとに発表されます。
発表されている日には、エアコンを使用する、こまめな水分補給をする等、熱中症の予防行動を積極的にとりましょう。
尾道市の詳しい熱中症情報について<外部リンク>(日本気象協会ホームページ)
熱中症の症状
○めまい、立ちくらみ、手足のしびれ、筋肉のこむら返り、気分が悪い
○頭痛、吐き気、嘔吐、からだがだるい・力が入らない等
○返事がおかしい、意識がない、けいれん、からだが熱い
熱中症が疑われたら
○涼しい場所へ避難
○からだを冷やす(首の回り、わきの下、足の付け根)
○水分補給(水分・塩分、経口補水液)
自分で水が飲めない、意識がない場合は、すぐに救急車を呼びましょう!
添付資料
新型コロナの影響でリスク高まる熱中症!! [PDFファイル/448KB]
熱中症予防×コロナ感染防止で「新しい生活様式」を健康に! [PDFファイル/2.07MB]
熱中症警戒アラート発表時の予防行動 [PDFファイル/1.5MB]
関連リンク
熱中症予防のための情報・資料サイト<外部リンク>
環境省熱中症予防情報サイト<外部リンク>
日本気象協会熱中症情報<外部リンク>