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尾道市公共下水道事業(尾道処理区)全体計画の見直しについて
本市の公共下水道事業には、旧尾道市の「尾道市公共下水道事業」と旧御調町の「尾道市特定環境保全公共下水道事業」の2つの地域があります。
人口減少や財政縮小等の社会情勢を踏まえ、旧尾道市域内の全体計画について見直しを行いました。
尾道市公共下水道事業は、昭和57年(1982年)に着手し、整備を進めていますが、「市街地の道路が狭い」、「車の入らない斜面地等地形条件が厳しい地域が多い」等の理由から、平成27年度(2015年度)末の公共下水道普及率は11.9%と、国及び広島県の公共下水道普及率(国:77.8%、広島県:72.8%)と比べ非常に低い水準にあります。
今後も、地形的な面などから事業進捗に大きな改善は見込めず、実質的に200年以上の整備期間を必要とする尾道市公共下水道全体計画については、現実的でないとして、見直しが必要となっていました。