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新人・中途採用者を対象とした基礎研修で、造船業へ就職を希望する求職者も受講が可能です。
座学講義や実技実習を通じて造船技能の基礎・基本を学び、研修修了後には現場で即戦力として活躍できるよう、(1)共通基礎研修、(2)共通基本研修、(3)応用技能研修と段階的に学べるカリキュラム構成となっています。
また、研修中に現場で必要な各種資格(床上操作式クレン技能講習又はクレン運転士免許(学科のみ)、玉掛技能講習、ガス溶接技能講習、アーク溶接特別教育、研削砥石特別教育、NK溶接士技量資格(2-F))の習得を目指します。
安全教育、法令、器具の扱い方、造船業の基礎知識を習得します。
共通基礎技能研修で学んだことを基に、本格的な造船業の知識と技能を習得します。
配属先の職種に沿った応用研修((1)造船溶接、(2)製缶溶接、(3)造船組立(4)仕上組立から選択)と各種資格を取得します。
因島技術センターの初任者研修では、高い定着率効果を生んでいます。
高卒新人技能者の定着率は5割に満たないといわれている造船業・舶用工業界ですが、因島技術センター初任者研修の修了生定着率は10年間の累計では58.7%の定着率になっています。