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風水害に備えましょう

ページID:0002279 更新日:2025年3月20日更新 印刷ページ表示

風水害とは、強風や大雨によって起きる自然災害です。
日本では、毎年のように台風や発達した温帯低気圧に伴う暴風雨の影響で風水害が発生し、大きな被害を受けています。
頻発する風水害から身を守るために風水害に関する基礎知識を理解しておきましょう。

 

風雨の基礎知識

雨の強さと降り方
1時間雨量(mm) 予報用語 人の受けるイメージ 人への影響
10以上~20未満 やや強い ザーザーと降る 地面からの跳ね返りで足元がぬれる
20以上~30未満 強い雨 どしゃ降り 傘をさしていてもぬれる
30以上~50未満 激しい雨 バケツをひっくり返したように降る
50以上~80未満 非常に激しい雨 滝のように降る(ゴーゴーと降り続く) 傘は全く役に立たなくなる
80以上 猛烈な雨 息苦しくなるような圧迫感がある。恐怖を感ずる

関連リンク:気象庁HP<雨の強さと降り方><外部リンク>

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風の強さと吹き方
平均風速(m/s)

風の強さ

(予報用語)

人への影響
10以上15未満 やや強い風

風に向かって歩きにくくなる。
傘が差せない。

15以上20未満 強い風

風に向かって歩けなくなり、転倒する人も出る。
高所での作業はきわめて危険。

20以上30未満

非常に強い風

何かにつかまっていないと立っていられない。
飛来物によって負傷する恐れがある。

30以上 猛烈な風 屋外での行動は極めて危険。

関連リンク:​気象庁HP<風の強さと吹き方><外部リンク>

出典:リーフレット「雨と風(雨と風の階級表)」<外部リンク>

 

風水害への備え

家の周りのチェックをする

物干し竿を片付ける

雨どいの掃除

 ​・屋根瓦やトタンがめくれていないか確認する。
 ・雨どいの枯葉や砂を掃除して、水の流れをよくする。
 ・物干し竿や植木鉢など風に飛ばされないようにする。
 ・プロパンガスのボンベはきちんと固定する。
 ・自転車や看板などを屋内へしまう。
 ・浸水​の恐れのあるところでは、家財道具や生活用品を家の中の高い場所へ移動する。
 ・浸水を防ぐために土のうを設置する

[リンク]土のう用の土 保管場所一覧

土砂災害や浸水のリスクを確認する

マップ確認

​ 自宅や職場周辺などに土砂災害、河川の氾濫のリスクがあるかWEB版ハザードマップを使用して調べておきましょう。
 WEB版ハザードマップでは、災害の種類別にリスクの高い場所に色を着けて確認することができます。

 

  [リンク] WEB版ハザードマップ

 

非常持ち出し品の準備をする

持ち出し品の準備​ 災害発生後の救助や避難した先での救援物資の到着までに必要となる生活用品を考えましょう。
 また、災害のリスクを踏まえて、自分がどこに避難する可能性があるのかを考え、
 備蓄品または非常持ち出し品を準備しておきましょう。

  [リンク] 非常持ち出し品・備蓄品を準備しよう

 

 

風水害の危険性を感じたら

情報を集める

 ・避難場所を確認しましょう。
 ・テレビ、ラジオ、インターネットなどで、正しい情報を集めましょう。

   [リンク] 事前に情報を集める方法

 

不要な外出は控える

・避難する場合は、非常持ち出し品をすぐ持ち出せる場所へ移動しておきましょう。外に出ない
・海辺や河川には近づかないようにしましょう。

 

 

 

避難を考えるときに

避難所と緊急避難場所

避難所

避難をし、一定期間避難生活を送ることを想定した施設です。(屋内)

注意

事項

風水害時に開設する避難所は、あらかじめ決められています。建物の安全確認などの準備が整ってから、開設されるので、避難する前に開設している避難所を確認してください。

緊急避難場所 緊急的に避難をする場所です。(屋外)

注意

事項

主には津波や火災からの避難に使用することを想定しています。風水害の際には、緊急的な避難が必要となる事態が発生する前に避難することが大切です。

 避難所や緊急避難場所は、対応できる災害の種類が決められています。対応している災害の種類については、下記のリンクより確認してください。

避難所一覧

緊急避難場所一覧

大雨の中で避難するには

 避難する人・動きやすく安全な服装を心がけてください。靴はひもでしめられる運動靴を選び、足元に十分注意してください。また、長い棒を杖がわりにして安全を確認しましょう。

 ・避難するときは2人以上が原則です。ロープでお互いを結んで避難しましょう。避難する際は、水の深さに注意をしてください。
  高齢者は背負ったり、子供には浮袋をつけさせたりして安全を確保しましょう。
  水深が腰まであるようなら無理をせず救援を待ちましょう。

  行動が難しくなる前に、早めに避難しましょう。

 


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